さて、十三壁の紹介も終わったので、これからはつらつらと製作の裏側とか愚痴(?)とか言い訳(笑)なんかを書いていこうかと思います。
今回、山越えをするディアス達を描くにあたって、ちょっと悩んでいたこと。
それは、彼らが持っている荷物をどうするか。
ほとんど身一つで旅しているとはいえ、野宿もするだろうし、やはり最低限の食料とか身のまわりのものを持っているだろうということで、移動する時にはそれぞれ1つずつ鞄をもたせてます。
しかし、今回は山越えをしながら敵に追われるというシチュエーション。
戦闘シーンがあるわけです。
戦闘シーンに鞄をどうするか?さっきまで荷物を持っていたのに、次のシーンでいきなり持ってないとかは変だよな~。
かと言って、荷物を投げるとか置くとか、そういうのをわざわざ描いて表現するほどのことでもないとも思うし。
結局どうしたかというと、ディアスはメイトの薬の匂いを感じたところで、戦闘準備に入るために肩から外すことで、荷物をフェイドアウトさせました。(132ページ3コマ目:ランディの手前に、荷物を持つ右手があるのがわかるでしょうか)
テイトは倒れこんだ時点で、荷物を降ろすことに。(133ページ2コマ目)
ランディはテイトの様子を見た時点で、戦闘体勢に入ったということで、すでに荷物はどこかに置いて銃に手を置いているということにしました。(133ページ3コマ目:ポンチョが右手側だけ、しわになって寄っている感じなのは、銃に手を置いているから)
…と、多分、説明しなくちゃわからないような細かいこだわりがあったりします。
そういうのを探しながら読むのも一興かも?(笑)
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