伏線の話。
「伏線なんか全部回収されなくてもいいんじゃない?」
という意見の人もいらっしゃるみたいですが、私は許せないですね。
「伏線は全て回収できてこそ、作者の力量が試される」
と思います。
思わせぶりなエピソードや台詞で期待させといて、何の答えもなかったりすると、単に気を引きたかっただけか…とガッカリします。
まぁ、色々と勝手に想像できて、勝手に納得できるような(笑)伏線だったら、答えが無くてもまだ許せますけど。
ストーリーとかキャラの根本に関わるような伏線が、張りっぱなしで終わったら、正直、評価は下がります。
作者の力不足と、はっきり思いますね(^^;
ぶっちゃけ、回収できないような思わせぶりなエピソードや台詞を入れるだけなら、誰でもできると思うんで。
どう回収するかが、作者の力量ってものでしょう。
商業誌は、色々と大人の事情(笑)があって、難しいところもあると思うんですけどね。
予定より短くしなくちゃならなかったとか、予定よりも話を引き延ばさなくちゃならなくなったとか。
メディア化されて、メディアの方でネタ晴らしするから、作品の方でうやむやにする必要があったとか(笑)
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